チョウセンアカシジミ 　Coreana raphaelis

人里近いデワノトネリコ並木で発生するチョウセンアカシジミ♀　2012年6月23日　山形県小国町

学生時代から一度見てみたいと思っていましたが、2012年にようやく見ることができました。いろいろ案内していただいた皆様に感謝です。トネリコを食べるというのでウラキンシジミに似ている蝶かと思っていましたが、見た印象はむしろウラゴマダラシジミに近いものでした。午前中は不活発でほとんど動きませんでしたが、午後3時頃の飛翔は活発で、やはりゼフィルスの仲間だと思いました。

♂　2012年6月23日　山形県小国町 羽化直後。アリに囲まれながら翅を伸ばす。

♂　2012年6月23日　山形県小国町 ♂は葉が枯れて褐色になっている部分に執着するように飛び回る。同種の翅の色に惹かれるらしい。 ウラゴマダラシジミが鳥のフンなど白い部分に惹かれるのと似ていて面白い。

デワノトネリコの枝を歩く♀　2012年6月23日　山形県小国町

♀　2012年6月23日　山形県小国町 薄日が差すと翅を開く。開き方はウラゴマダラシジミによく似ていた。

♂　2012年6月23日　山形県小国町 午後2時、活動時間前に翅を開いて静止する。

♂　2012年6月23日　山形県小国町 羽化直後のはずだが翅を伸ばす前にあちこちに当たってスレるようで、翅表の鱗粉が揃っている個体は少なかった。

♂　2012年6月23日　山形県小国町 この個体は赤い部分が広い。

♂　2012年6月23日　山形県小国町

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