ツシマウラボシシジミ Pithecops fulgens
道路わきのイノコズチで吸蜜するツシマウラボシシジミ♀ 2007年9月24日 長崎県対馬市
「ツシマウラボシシジミは翅を閉じてとまるから翅表の青い模様は飛んでいるときにしか見えない」だなんて言っている方は、下の写真を見て下さい。粘っていればこのチョウの開翅を写すことは一応可能です。ただ、この青い部分は斜め前から見たときしか輝いて見えませんので、撮影できる角度はごく限られます。
学生時代に対馬に行ってから、このツシマウラボシが気に入ってしまい、3度目にしてようやく満足できるような撮影ができました。スギの人工林の中をチラチラと飛ぶ光景は美しいとはいえませんが、なぜかときどき見に行きたくなる存在です。
※吸蜜植物の「イノコズチ」ですが、単語の成因からは「イノコヅチ」と表現すべきでしょうが、標準和名が「イノコズチ」となっているそうなので、それに従って表記しました。
夕方、下草で翅を半開にする♂ 2007年9月24日 長崎県対馬市
夕方、下草で翅を半開にする♂ 2007年9月24日 長崎県対馬市
上の写真と同じ構図で、弱くストロボを当ててみた。
♂ 2007年9月24日 長崎県対馬市
♂ 2007年9月24日 長崎県対馬市
この角度だと青はほとんど輝いて見えない
キツネノマゴで吸蜜する♀(上)に求愛する♂ 2007年9月22日 長崎県対馬市
ヌスビトハギに産卵する♀ 2007年9月22日 長崎県対馬市
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キツネノマゴで吸蜜する♂ 2007年9月24日 長崎県対馬市 |
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ヌスビトハギに産卵する♀ 2007年9月24日 長崎県対馬市 |
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