クロマダラソテツシジミ Chilades pandava
ソテツの葉上で交尾するクロマダラソテツシジミ(左が♂) 2008年9月13日 鹿児島県日置市
鹿児島では港の片隅、人家の庭先、空港の玄関など、ソテツのあるところならどこへ行ってもクロマダラソテツシジミの姿がありました。2008年は、大阪や神戸など関西地方でも似たような状況のようです。ソテツ自体は人間が植えたものですから、このチョウが本土に現れたからといってすぐに温暖化と結びつけるのは気が早いと思いますが、ソテツの植栽や運搬も含めて人間活動が環境をいろいろ変えている結果としてこのチョウが本土に現れたのは間違いないのでしょう。
テリトリーを張る♂ 2008年9月13日 鹿児島県日置市
♀ 2008年9月13日 鹿児島県日置市
外国から侵入したただの害虫だと思っていたが、実際に見ると♀の翅表は私好みの模様で思った以上に美しく、
ついつい頑張って撮影してしまった。
♀ 2008年9月13日 鹿児島県日置市 |
♀ 2008年9月13日 鹿児島県日置市 この個体は裏面の黒斑が少ない。 |
ソテツの新芽に静止する幼虫 2008年9月15日 鹿児島県霧島市 |
ソテツ葉裏の蛹 2008年9月15日 鹿児島県霧島市 |
TOP