ジョウザンミドリシジミ Favonius taxila
午前8時25分、カシワの葉でテリトリーを張るジョウザンミドリシジミ♂ 2012年7月8日 北海道小樽市
北海道産は裏面の白帯が外側に流れる。北海道では朝が早いので活動時間も早い。
本州の太平洋側ではほとんど見られませんが、日本海側のミズナラ林へ行くと、年と場所によっては朝日を浴びて無数に飛び交っている「量産型ミドリシジミ」です。静止する位置も低いことが多く、青緑色の輝きを簡単に目の前で見ることができます。ただ、新鮮な個体がいる時期はごく短いので、きれいな写真を撮影するのはそれほど簡単ではありません。
標本にするとやや黄色味を帯びた色にも見えますが、屋外ではかなり青みを帯びて見えますし、写真ではさらに青く写ります。
♂ 2012年7月8日 北海道小樽市
ジョウザンミドリシジミの開翅写真は簡単に撮れる。
♀ 2012年7月7日 北海道小樽市
Favonius属では珍しく、♀に淡いB斑が出る。特に北日本で多いらしい。
♀ 2012年7月7日 北海道小樽市
♀の裏面は褐色に見える。
午前8時40分、低木の上でテリトリーを張る♂ 2008年7月6日 長野県大桑村
午前7時40分、ススキの上でテリトリーを張る♂ 2011年7月3日 滋賀県長浜市
ジョウザンミドリシジミは霧の中でもよくテリトリーを張る。同じ時間帯に活動するアイノミドリシジミは晴れないと飛んでくれない。
♂ 2008年7月6日 長野県大桑村
♂ 2010年7月3日 長野県大町市
羽化直後なのか、飼育して標本にした個体のような紫色がかった色を見せている。
林道脇でテリトリーを張る♂ 2006年7月4日 兵庫県新温泉町
♂ 2008年7月6日 長野県大桑村
♂ 2008年7月6日 長野県大桑村
Favonius属の♀ 2006年9月24日 北海道大樹町
この写真では種類は分からない。
地上で吸水する♂ 2007年8月5日 長野県木曽町 |
カシワ葉上の♂ 2006年7月15日 北海道帯広市 |
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