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ウラギンスジヒョウモン  Argyronome laodice

ウラギンスジヒョウモン
セイタカアワダチソウで吸蜜するウラギンスジヒョウモン♀ 2008年10月3日 愛知県日進市
 気がついていない人も多いと思いますが、ウラギンスジヒョウモンは本州以南では急速に減少しています。1980年代にはほぼ日本全国に広く分布していたはずなのですが、現在の近畿地方では兵庫県南西部以外では絶滅しているかそれに近い状態だと思います。東海地方でも愛知、岐阜、三重で一応確認していますが、生息地は湿地やその周辺に限られるようで個体数も少なく、極めて局地的です。オオウラギンスジヒョウモンが各地の雑木林の周辺など普通に見られるのと対照的です。

♂ 2012年6月30日 愛知県長久手市
ため池の周り、ハンノキ林がある辺りで羽化したらしい。

♀ 2012年6月30日 愛知県長久手市
中央の斑紋列が大きく発達し、いかにもウラギンスジヒョウモンの♀という風貌。

♀ 2012年6月30日 愛知県長久手市
前翅裏面の白斑列もよく見える。

♀ 2008年10月3日 愛知県日進市
ウラギンスジヒョウモン
アザミを訪れた♂ 2008年8月13日 長野県諏訪市

ヨツバヒヨドリで吸蜜する♀ 2008年8月13日 長野県諏訪市

ヨツバヒヨドリで吸蜜する♀ 2008年8月13日 長野県諏訪市
ウラギンスジヒョウモン交尾
交尾(左が♀) 2008年8月13日 長野県諏訪市

♂ 2008年8月13日 長野県諏訪市
この個体は後翅外縁の黒色が発達している。

♂ 2006年7月6日 兵庫県三木市

秋遅くまで生き残った♀ 2006年10月1日 北海道釧路市
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