ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbiusi
セイタカアワダチソウに来たツマグロヒョウモン♀(右下)と♂(左上) 2007年10月13日 岐阜県恵那市
南方系のツマグロヒョウモンが名古屋市周辺で見られるようになったのは1990年代の前半だと思います。私が初めて見たのは1993年、中学校のグランドでした。初めて見たときはものすごく珍しい種類が名古屋に飛来したものだと感激しました。それが今では、家の庭のパンジーを食い荒らすごく普通の害虫となり、岐阜県の山間部や長野県内でも、夏には一番目立つヒョウモンになってしまいました。温暖化が原因とも、パンジー栽培が原因とも言いますが、日本の環境が急激に変化している結果なのは間違いなさそうです。
標高3776mの富士山山頂でテリトリーを張る♂(画面右下) 2008年8月3日 富士山山頂
セイタカアワダチソウで吸蜜する♀ 2011年10月23日 岐阜県恵那市
恵那市にツマグロヒョウモンが居るのは嬉しいことではないが、ひときわ美しい個体だった。
ミカンの花に来た♀ 2012年5月24日 愛知県常滑市
キク科の花を訪れた♀ 2007年12月8日 京都市左京区
♀(上)に求愛する♂ 2006年6月30日 静岡県掛川市
交尾(右が♀) 2008年10月18日 三重県南伊勢町
アザミで吸蜜する♂ 2007年7月12日 熊本県西原村
♀ 2009年8月16日 愛知県豊田市
ヒヨドリバナに来た♂ 2009年9月27日 愛知県武豊町
スミレの横で日光浴する幼虫 2005年11月2日 神戸市北区 |
タチツボスミレに産卵する♀ 2007年6月17日 京都府亀岡市 |
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