ミドリヒョウモン Argynnis paphia
ヤマアジサイで吸蜜する♂ 2007年8月5日 長野県木曽町
ツマグロヒョウモンを除く大型ヒョウモン類の中では、本州中部では最も普通に見られる種類だと思います。ヒョウモン類の中で減少が著しい種類はウラギンスジヒョウモンなど草原的環境に住む種類なのに対し、このミドリヒョウモンはかなり森林的環境に棲息しているように思います。草原性のチョウのほうが減少しやすいという全国的な傾向によく一致しています。
♀には黒っぽい暗色型がときどき見られ、滋賀県などで見たことあるのですが、今のところ新鮮な個体は撮影できていません。
ウツギで吸蜜する♀ 2006年7月4日 兵庫県新温泉町
やや暗い色の♀ 2008年9月23日 三重県いなべ市
♀ 2008年9月23日 三重県いなべ市
擦れているが、暗色型と呼んで良いかどうか。
♀ 2011年7月9日 長野県木祖村
イタドリの上で交尾(上が♂) 2007年8月5日 長野県木曽町
大学構内の生垣の幹に産卵する♀ 2009年9月13日 名古屋市昭和区
後翅中室あたりの線が細いですがミドリヒョウモン♀で合ってますよね… 2005年9月25日 長崎県対馬市 |
♂ 2006年8月27日 北海道えりも町 |
ヒヨドリバナで吸蜜する♀ 2006年9月13日 北海道浦幌町 |
終齢幼虫 2003年5月25日 岐阜県恵那市 |
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