東海〜近畿のウラゴマダラシジミ
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こんなことしてた時代もありました。今は撮影ばかりで採集しませんので、もうこういうのは作れません。
 採集は2001〜2003年で市町村名が現在と異なる場合があります。というよりかなり異なってます。



長野県飯田市産(左:♂ 右:♀)
外縁の黒が太く、紫色もくすんでいてコントラストが低い感じがする。黒色部分も灰色を帯びる。



岐阜県岩村町産(左:♂ 右:♀)
飯田市産に似ているが、外縁の黒帯はやや狭く、♀の青色部分は淡い。非常に大型である。
♂の黒色部が斑になっているのは飼育色。



三重県菰野町産(左:♂ 右:♀)
中部山岳地方のものに比べて♂の紫味、♀の青味が強く、黒との境界もはっきりしている。




三重県四日市市産(左:♂ 右:♀)
菰野町産に似ているが、明るいものと黒っぽいものの2種類がいる。
どちらも♀は青色部分が水色になり白っぽく見える。



三重県伊勢市産(左:♂ 右:♀)
♂♀ともに外縁の黒帯が狭い。♂の紫は強く輝き、♀は個体によって白色部分が広かったり青味が強かったりする。



滋賀県マキノ町産(左:♂ 右:♀)
外縁の黒帯はやや太い。♀の青色は、滋賀県東部に比べると濃色。



滋賀県今津町産(左:♂ 右:♀)
マキノ町産に似るが、一部の個体は写真にように黒化する。



滋賀県湖東町産(左:♂ 右:♀)
外縁黒帯は太い。♂の紫は光沢が弱く、♀の青色部分はかなり淡く、灰色がかった水色になる。



滋賀県信楽町産(左:♂ 右:♀)
湖東町産に似ているが、外縁の黒帯は狭くなる。



滋賀県栗東市産(左:♂ 右:♀ どちらも野外採集)
1ペアしか採れなかったのでなんともいえないが、♀の青が信楽町のものよりも濃く、むしろ京都市左京区産に似ている。



京都府京都市左京区産(左:♂ 右:♀)
このようなタイプを以前から最もよく見ているので、関西の標準に見えてしまう。



大阪府豊能町産(左:♂ 右:♀)
京都市左京区産に比べて外縁黒帯は狭くなり、♂の紫は濃く輝くようになる。♀の青色部分も濃く、紫色を帯びる。



兵庫県神戸市北区産(左:♂ 右:♀)
豊能町のものに比べてさらに外縁の黒帯は細くなり、明るい印象を受ける。伊勢市のものにも似るが、♀の青はこちらのほうが濃い。


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