TOP
 
キリシマミドリシジミ  Chrysozephyrus ataxus

キリシマミドリシジミ
 沢沿いの低木にとまるキリシマミドリシジミ♂ 2011年7月29日 三重県いなべ市

 輝きの強さ、美しさ、飛翔のスピード、どれも日本のミドリシジミの仲間のなかでは一番だと思います。標本や写真しか見たことがないという人には、ぜひ一度本物の姿を見てもらいたいものです。
 いざ撮影しようとすると、蒸し暑いうえにヤマビルは出るしマダニもくっつくし、毎回もう二度と来たくないと思うのですが、それでも次の日にまた出かけていたりします。
 いつか屋久島や対馬の個体も撮りに行きたいと思っていますが、狙って撮れるようなものなのでしょうか。

♂ 2011年7月29日 三重県いなべ市
午前10時、1頭の♂が急に不活発になって静止し、翅を開き始めた。
キリシマミドリシジミ
♂ 2011年7月29日 三重県いなべ市
不活発な個体が目線より下にとまってくれた。少し擦れているが輝きは素晴らしい。
サツマシジミ飛翔
アカガシにとまる♂ 2011年7月29日 三重県いなべ市
活動開始後しばらくは飛び交うばかりでほとんどとまらないが、2時間ぐらい経つと枝先によくとまるようになる。

♂ 2011年7月29日 三重県いなべ市

♂ 2011年7月29日 三重県いなべ市
メスアカミドリシジミやアイノミドリシジミより明るい金緑色に輝く。

交尾(右が♀) 2011年7月29日 三重県いなべ市
午後1時20分、林道沿いのアカガシからこの姿で落ちてきた。

♀ 2011年7月29日 三重県いなべ市
この後翅を全開して下の写真のようになった。

道路脇で翅を開く♀ 2011年7月29日 三重県いなべ市
午後2時20分、しばらく後翅を摺り合わせていた♀が翅を開いた。少し擦れているのが残念だが、弱いA斑も出ている美しい♀が撮れた。

テリトリーを張る♂ 2010年7月31日 三重県いなべ市
キリシマミドリシジミ
アカガシにとまる♂ 2010年8月1日 三重県いなべ市
TOP